声の「ただいま」「おかえり」だけで繋がるシンプルなSNSです。
ひとりで帰宅したときに、「ただいま」「おかえり」という声のやりとりをできないかと思って開発しました。非同期あいさつというアイデアを使っています。 ※非同期とはお互いのタイミングを気にしなくていいぐらいの意味。時間も空間も超える。
使い方の詳細は作品サイトで。
IT技術によって、できれば現実世界に影響を与えてワクワクすることを始めたいというのがまずありました。この場で書くのも何ですが、人に使っていただければプログラム自体もさることながら付属する物語が重要だと思うのでそちらにかなり時間を割きました。
技術面ですが、getUserMediaを使った録音というプライバシーにかかわることをするのでパーミッションの問題に苦しめられました。おまけに私がiPhoneを持ってないので動作確認をオンラインで他の人にやってもらうという苦労をしました。コンセプトが玄関でスマホに向かって「ただいま」と言うことであるため、webViewを使ってスマホアプリに乗せる前提でhtmlで書いたために起きたことです。環境によっては自動再生されないという問題があるのでユーザー体験を向上させたければスマホアプリ化は必須かなと思いました。
こだわりは開発サイクルの早さ、スケールしやすいようにDockerを採用したこと、デザインは素人なのですがランディングページをそれっぽい感じにできたことです。
Windows, VSCode, WSL2 Ubuntu, Docker, Ruby on Rails, My SQL, Bootstrap, Javascript, scss, devise, AWS EC2 Route53 ELB ACM, git
プログラムに7日、ランディングページとブログの物語を書くのに4日かかりました。Ruby on Rails以外は経験があったので、勢いのあるうちにとにかく早く最小実用品を作って仮説検証のサイクルを回したくてBootstrapやdeviseのお世話になりました。
基本的な部分は大学の講義でやった貯金がありました。新しい言語はおもにググって個人サイトの解説で一通り勉強して、簡単なコードを書きつつ、他人のコードを読んだり体系的にまとめられた本を読んだりしてで知識を深めていきました。試行錯誤が多くてあまり効率が良い方法とは言えないと思いますが、苦労する分深い経験的知識は身に付いたと思います。